
2026/9/10
午後3時。
PCを見ながら、
「なんだか集中できない」
「仕事は残っているのに頭が回らない」
「コーヒーでも飲もうかな」
そんな経験はありませんか?
朝は元気だったのに、午後になると集中力もやる気も少しずつ落ちていく。
これまでなら、
「仕事なんだから仕方ない」
で終わっていたかもしれません。
でも最近、働く人の健康について少し違った考え方が注目されています。
それが、
疲れてからまとめて休むのではなく、疲れ切る前に小さく回復すること。
いわば「マイクロリカバリー」という働き方です。
2026年8月にUniversity of Queenslandが紹介した研究では、オフィスワーカーの心拍数を測定しながら、仕事中に短いアンケートを繰り返し実施。
その結果、マイクロブレイクなどの回復行動を仕事に取り入れている人では、エネルギーやモチベーションとの好ましい関連が確認されました。
「休憩=仕事をサボる時間」ではなく、
休憩も、心地よく働くための仕事術。
そんな考え方が広がり始めています。
私たちは仕事中、
疲れる。
↓
集中できなくなる。
↓
それでも頑張る。
↓
限界になったら休む。
という働き方をしてしまいがちです。
でもマイクロリカバリーでは、少し考え方を変えます。
エネルギーを使い切る前に、短い回復を挟む。
例えば、
PCから数分離れる。
飲み物を取りに行く。
窓の外を見る。
立って身体を伸ばす。
同僚と少し話す。
数分歩く。
こうした小さな行動を、仕事の合間へ取り入れていきます。
長時間休むことが目的ではありません。
仕事と回復を交互につくる。
これがポイントです。
仕事が一区切りついた。
スマートフォンを手に取る。
SNSを見る。
ニュースを見る。
メッセージを返す。
そして再びPCへ。
これを「休憩」にしている人は多いと思います。
でも、身体は休んでいても、頭には次々と新しい情報が入ってきます。
そこで、ときには、
何もしない2〜3分
をつくってみる。
立って窓の外を見る。
コーヒーを飲む。
身体を伸ばす。
少し歩く。
目を閉じる。
情報を追加するのではなく、一度仕事から離れる時間をつくる。
MEMEMOが大切にしている「余白」にもつながる考え方です。
さらに面白いのが、最近の研究では「休憩=座って休む」だけではなくなっていることです。
2026年の研究では、デスクワーカーに、
1時間ごとに2分間の休憩
を促す方法などが検討されています。
別の12週間のランダム化比較試験では、86人の座位中心のオフィスワーカーが1時間ごとに3分間の短い運動を実施。
血糖関連の指標などに改善が報告されました。
つまり、
座る。
↓
疲れる。
↓
座ったまま休む。
だけではなく、
座る → 立つ → 少し動く → また仕事をする
という選択肢もある。
「身体を動かす=運動」ではなく、
仕事のリズムをリセットする行動
として考えてみてもよさそうです。
さらに2026年には、かなりMEMEMOらしい研究も出ています。
知識労働者を対象にsit-stand deskの使い方を調べた研究では、30分ごとの通知によって立っている時間が1日平均25.9分増加しました。
興味深いのは、
「スタンディングデスクを置いた」
だけではないこと。
立つきっかけをつくった
ことです。
これはかなり重要です。
スタンディングデスクを買っても、ずっと座っていたら環境はほとんど変わりません。
だから、
メールを確認するときは立つ。
オンライン会議が終わったら立つ。
30〜60分ごとに姿勢を変える。
午後の仕事を立って始める。
など、行動と環境をセットにする。
これからのワーク環境は、家具を置くだけではなく、
自然に身体を動かしたくなる環境
まで設計していく時代になるのかもしれません。
デスク環境というと、
高性能なPC。
大きなモニター。
便利なデスク。
高機能なチェア。
など、これまでは仕事の効率を上げることが中心でした。
でも、これからは少し変わっていくかもしれません。
集中できる。
そして、
疲れたら姿勢を変えられる。
少し身体を動かせる。
目を休ませられる。
また集中できる。
つまり、
パフォーマンスを最大化する環境から、パフォーマンスを回復できる環境へ。
2026年の研究では、sit-stand deskを導入したオフィスワーカーで、平日の自己申告による座位時間が8.00時間/日から5.22時間/日へ減少しました。一方、心理面の指標には有意差がありませんでした。つまり「立てばすべて解決」ではなく、環境・休憩・行動を組み合わせて考える必要があります。
朝9時から夕方6時まで、
ずっと100%集中する。
そんな働き方は現実的ではありません。
だったら、
集中する。
少し休む。
立つ。
身体を動かす。
また集中する。
仕事の一日の中に、小さな波をつくる。
それが、これからのデスクワークの健康習慣になっていくのかもしれません。
健康のために仕事を止めるのではなく、
健康だから、心地よく仕事を続けられる。
MEMEMOは、そんな働き方をプロダクトからつくっていきたいと考えています。
毎日の小さな心地よさが、未来の自分をつくっていく。
働く環境から、健康で美しい未来を。
Work Well. Live Beautifully.
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